若狭美浜トレイルの中でも最高の絶景を楽しめる県境の山々を縦走するルート。大谷山から寒風山、粟柄峠、赤坂山、明王の禿、三国山へ進むことができ、ブナ原生林、日本海、琵琶湖を見ることができる。 大谷山山頂では、天候次第で鈴鹿山脈や白山連峰まで眺めることができる。

松屋から大日開拓地跡までは能登又林道を利用し進むことができ、大日開拓地跡からは「大日如来」に由来し、信仰の山とされる「大日岳」に登ることができる。大御影山の県境稜線を行く道は「近江坂」と呼ばれ古道であり、山頂からは赤坂山や三国山等の県境にそびえる山を眺めることができる。

最近整備された松屋地蔵大権現岳から大御影山までのルートでは、天候が良ければ耳川沿いに続く新庄の谷から日本海までを望む見晴らしスポットがある。

嶺南変電所の先にある登山口があり、遊歩道はビギナーにも登りやすく、渓谷を楽しみながら３０分ほど進むと段上に白布を広げたような「白練の滝」が姿を現す。その先へ少し進むと、落差20mの神秘の滝「屏風ヶ滝」が現れる。

ルートは、大谷原からのルートは道が良く歩きやすい。別ルートとしては、屏風ヶ滝より進む上級者コースもあり、山頂を経て三方石観音に降りることができる。道中は美浜の町並みや若狭湾を見渡すことができる。