祭・イベント
「新庄」という名は古代のの荘園に由来すると考えられ、集落を結ぶ道はかつて近江と若狭を結ぶ街道として役割を担っていました。そうした歴史を持つ新庄では「自然」「農耕」「信仰」が交わる伝統行事が多く残っています。
本来は数々の災厄をもたらすとされた悪獣の狐を、村境へと追放する悪魔払いと除災の行事であるキツネガリが、「狐を狩ろう」という言葉から「カイロ講」と呼ばれるようになりました。また、同日夜に行われていた家内安全、五穀豊穣を祈った戸祝いといつしか習合混淆して、現在のカイロ講となりました。
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美浜町新庄寄積地区の八幡神社で毎年1月9日午前10時頃から行われる豊作祈願の神事です。(平成30年からは成人の日に実施)射手が「ヤリマシト」(やるぞーの意)と叫ぶと、的場を取り囲んだ村人が「オットー」と唱和します。2人の射手が2本の矢を交互に打ちます。
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弥美神社の春季例大祭が行われる5月1日早朝6時に、新庄の日吉社に「一本幣・七本幣」を奉納し、この「一本幣・七本幣」にて耳神社祭礼に参加する講中をお祓いする神事が行われます。
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ヤッサイヤ(ヤサイヤ)は7月24日の午後に行われる行事で、西字(馬場・岸名)は秋葉杜で、東字(田代・寄積)は天王杜の丘にある石塔で行われています。各字方法は少し違いますが、昔は、正月の「カイロ講」に参加する12~14歳男子のみの行事でした。今では、少子化になり東字の小学生で行われています。
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五穀豊穣を願った新庄の八朔祭りは毎年9月1日に行われます。もともとは旧暦8月1日でしたが、明治の改暦後9月に変更されました。新庄は福井県美浜町の南に位置する山間部の集落で、その集落が東字(ひがしあざ)、西字(にしあざ)に分かれ、午前中は東字、午後は西字がそれぞれの公会堂から朱塗りの大角樽(おおつのだる・樽神輿といわれる)を担ぎ日吉神社まで村通りを練り歩き、奉納します。
【 詳細はこちら▶ 】 旧暦の八月十五日の晩を「十五夜」といい、全国的にも「お月見」「名月」などと呼ばれているが、新庄では月遅れの九月十五日に「十五夜祭」と称した雷(いかずち)神社の祭が行われます。
夜になると提灯に火が灯され、飾りが施されたヤマ(山車)に笛や太鼓、三味線の囃子がのり、西字集落の中心部から雷神社境内広場まで区民により山車が曳かれます。
※2005年より山車曳きは休止中
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新庄のどんど焼きは11月30日の夕方行われます。通常のどんど焼きは正月が終わったころするものですが新庄は時期が異なります。(理由は不明)夕方に椎の木の周りを藁束で巻き付け火をつけ、火が燃えている間に子供たちが歌を繰り返し歌います。
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