1月 【弓打ち講】
美浜町新庄寄積地区の八幡神社で毎年1月9日午前10時頃から行われる豊作祈願の神事です。
(平成30年からは成人の日に実施)射手が「ヤリマシト」(やるぞーの意)と叫ぶと、的場を取り囲んだ村人が「オットー」と唱和します。2人の射手が2本の矢を交互に打ちます。
1回打つたびに場所と矢を交代しながら計3回繰り返します。約10㍍先にある的に矢が的中すると「年が悪い」とか「良すぎて悪い」と忌まれることから、射手はわざとはずすことがしきたりになっています。
最後に矢拾い役が4本の矢を探し集め、束ねて「ヤリマシト」と大声をあげ、一同が「オットー」と応えるとその4本の矢を的につきさし神事を締めくくります。