5月 【五月祭り】

五月祭り  五月祭り
弥美神社の春季例大祭が行われる5月1日早朝6時に、新庄の日吉社に「一本幣・七本幣」を奉納し、この「一本幣・七本幣」にて耳神社祭礼に参加する講中をお祓いする神事が行われます。

 

 

今から遡ること約1300年前、開化天皇の孫で「若狭の耳分けの祖」と伝えられる室毘(むろび)古王(このみこ)が三方郡を治めていました。

 

 

室毘古王は、24人の弟子を引き連れて大和の国より近江の国を経て、古道近江坂を通り、耳川上流の大日原に降りられたと伝えられています。

 

 

この祭りでは、室毘古王御一行が、大日に降りられた様子を再現しており、「一本幣と七本幣」を2組つくり、1組は新庄の日吉社に奉納し、もう1組を弥美神社に奉納します。露払いを先頭に、のぼり持ち、一本幣、七本幣、御膳、小幣の順に奉納します。